広島畳協同組合のメンバー2人が、備後表継承会のイベントに参加しました。
木原氏(有現会社宮崎畳店在籍)と津山氏(古武家畳店店主)の両名は、備後表継承会(佐藤圭一会長:福山大学工学部建築学科教授)の主催するイベントに参加しました。
備後表継承会様は、2021年11月6日(土)から8日(月)蓮華寺(福山市今津町)で、備後中継ぎ畳表の手縫い研修を実施されました。
実技・講義講師は、文化財畳保存会(京都市、選定保存技術保存団体)の会員さんと当組合員の2名です。
備後藺草は佐野商店(福山市芦田町)、中継ぎ畳表は福山大学の三蔵中継を使用。
11月6日(土)
佐藤会長の挨拶の後、講義(畳縁と紋合わせ)、手本制作(講師:小森教技氏、片山健氏)、技術研修:畳製作・紋縁合わせ(講師:同両氏)、(畳製作:小森氏、片山氏、木原氏、津山氏)が実施されました。
11月7日(日)
技術研修:畳製作・畳工事
畳敷き込み工事・調整
当組合の2名は、昨年も当蓮華寺にて備後表継承会の事業に参加されています。
今年は、文化財畳保存会の講師と共に本堂の畳表取り替え作業を実施されました。講師のご指導を受け、大変貴重な経験をされたと思います。肉厚の備後表や板入れ、紋縁の紋合わせなどに苦労しながらも、出来栄えは大変素晴らしく思いました。今後の両名の活躍が期待されます。
備後表継承会様は来年以降も、蓮華寺様の畳表取り替え作業を継続されるそうです。
2021-11-08 | Posted in 活動報告 | Comments Closed