活動報告
社会福祉施設においてボランティアを実施しました。
例の広島畳協同組合のボランティア活動ですが、今年度は廿日市市の「社会福祉法人 みその児童福祉会 光の園節理の家(インマヌエルホーム)」様で行いました。
当日は、組合員12名が参加し、1階と2階の共有部屋の傷んだ畳16枚を張り替えました。
はっきりとしない天気でしたが、施設の講堂をお借りして、框縫いと返し縫いを手縫いで、平刺し縫いを機械で縫っていき16枚の表替えを昼過ぎに終えました。
作業の様子を子供たちが見学に来たりして、和やかに作業ができました。
広島畳協同組合では、今後も日頃の感謝の思いを込めて、社会福祉施設での畳替え活動を行っていきたいと考えています。
フォローアップ講習の開催について
広島畳協同組合(上野正春理事長)は、都道府県職業能力開発協会様が実施する、技能検定合格者に対するフォローアップ講習を開催いたしました。
目 的: ものづくりなど人手不足の分野に対して、技能検定を活用した若年者の入職促進を更に進めていく必要があるため、技能検定合格者を対象に、フォローアップ講習を実施し、技能士の資質向上を図る。
開催内容: 四天付き拝敷の製作
開催日時: 令和4年1月23日(日)、30日(日)の2日間(両日共9:00から16:00)
開催場所: 池田貞男商店様
講 師: 米花俊明氏(現代の名工、全日本畳事業協同組合理事長)
受講者名: 津山氏、木原氏、長浜氏、米花氏
令和4年1月23日(日)午前9時、上野正春理事長の挨拶の後、米花俊明講師の指導の下、第一回フォローアップ講習が開催されました。4人の受講者は、真剣に講師の話を聞きながら、作業を進めていきました。拝敷の特色は、四天を付ける事にあり四天のない物は、拝敷とは言わない。主に神社仏閣で使用され、四天及び四方に付ける縁は、紋縁を使用します。角の紋合わせや、紋を綺麗に出す事が大変難しいとされています。手縫いで一針一針慎重に前後左右のずれを気にしながら、糸の締め具合も加減しながらの作業となります。
当組合設立当初より、60年以上畳技能士の育成に尽力してきました。その結果多くの畳技能士が誕生しました。技能検定には、組合から検定員を派遣し、職業能力開発協会様に協力してきました。また、手縫い作業による老人福祉施設などでのボランティア作業も実施してきました。そうして、今回の受講者4名のような、若い畳技能士が育ち、このフォローアップ講習にも積極的に参加されたものと思います。
特に今回の4人の作業風景を見た感想としまして、実に楽しそうに取り組み、新しい技術を身に付けようと生き生きとされていました。畳技能士を取得するのが最終目的ではなく、その技術を利用して、色んな場所で、色んな畳作りに挑戦するのを楽しんでいる様でした。
組合では、今後も若い畳技能士を育成し、支援していきたいと思っています。
フォローアップ講習1日目
フォローアップ講習2日目
広島畳協同組合のメンバー2人が、備後表継承会のイベントに参加しました。
木原氏(有現会社宮崎畳店在籍)と津山氏(古武家畳店店主)の両名は、備後表継承会(佐藤圭一会長:福山大学工学部建築学科教授)の主催するイベントに参加しました。
備後表継承会様は、2021年11月6日(土)から8日(月)蓮華寺(福山市今津町)で、備後中継ぎ畳表の手縫い研修を実施されました。
備後藺草は佐野商店(福山市芦田町)、中継ぎ畳表は福山大学の三蔵中継を使用。
佐藤会長の挨拶の後、講義(畳縁と紋合わせ)、手本制作(講師:小森教技氏、片山健氏)、技術研修:畳製作・紋縁合わせ(講師:同両氏)、(畳製作:小森氏、片山氏、木原氏、津山氏)が実施されました。
畳敷き込み工事・調整
今年は、文化財畳保存会の講師と共に本堂の畳表取り替え作業を実施されました。講師のご指導を受け、大変貴重な経験をされたと思います。肉厚の備後表や板入れ、紋縁の紋合わせなどに苦労しながらも、出来栄えは大変素晴らしく思いました。今後の両名の活躍が期待されます。
畳替えボランティアを実施しました。
9月25日(日)に東区牛田新町にある神田山やすらぎ園で、畳替えのボランティア活動を実施しました。組合の有志15名が傷んだ畳を張り替えました。この活動も早いもので14年目になります。
当日は、同園の駐車場にて傷んだ畳表をはがし、一枚一枚丁寧に仕上げていきました。午後になって雨が降り始めましたが、その前に全ての作業が終了し、大変喜んでいただきました。
広島畳協同組合では、毎年9月24日の「畳の日」に合わせ、ボランティア活動を行っています。
ひろしま技能フェアに参加しました。
11月8日・9日の二日間、広島産業会館に置いて第33回ひろしま技能フェアが開催されました。当組合は、広島県畳組合を通じて参加いたしました。
広島県畳組合のブースでは、安心・安全畳、健康畳の展示や畳グッズの販売のほか、ミニ畳の製作体験を行い、参加した小学生や中・高校生そして一般の方に喜んでいただきました。
住まいの情報プラザに参加しました。
10月29日に紙屋町シャレオの地下広場で住まいの情報プラザに参加しました。
このイベントは、住まいについてのいろいろな情報を専門家がわかりやすく教えてくださるものです。
当組合は、2日目にミニ畳の製作体験をさせていただきました。たくさんの方に参加していただき、ありがとうございました。
ひろしま技能フェアに協賛しました。
11月5日、県立広島産業会館 西展示館 第2・3展示場において「第27回ひろしま技能フェア ~伝えよう 未来のために 匠の技~」が開催されました。当組合は、今年も広島県畳組合に協賛する形で参加しました。
この技能フェアは、訓練生・技能士及び工業高校生などが作品を展示したり、実演する貴重な発表の場になっています。さらに、作品の即売や「ひろしまマイスター」による技能の実演も行われています。
広島県畳組合のブースでは、安心・安全畳、健康畳の展示や畳グッズの販売のほか、ミニ畳の製作体験や四方縁四角飾り台の製作体験を行いました。
今年より開催日が1日となり、入場者数の減少が心配されましたが、予想を超える盛況ぶりでした。
今年も福山やその他の地区から応援に駆けつけていただいた広島県畳組合員の方たちと交流を深めながら、入場者の方たちへ畳の良さをアピールできました。
また、技能フェア開催と共に、職業能力開発功労者表彰式が行われ、広島畳協同組合より龍野庄作氏が、長年にわたる後継者の育成と畳業界の発展に尽力されたことが評価され「広島県知事表彰」を受賞されました。
社会福祉施設においてボランティアを実施しました。
10月24日、恒例となりました広島畳協同組合のボランティア活動ですが、今年は廿日市市の廿日市高齢者ケアセンターにおいて、畳の表替を行いました。
当日は、あいにくの雨でしたが、室内のホールをお借りして、組合員の有志15名が施設内の畳31枚を1枚1枚丁寧に手縫いで仕上げていきました。
新しくなった畳をご覧になった施設の方も、大変喜んでいらっしゃいました。
広島畳協同組合では、今後も日頃の感謝をこめてボランティア活動を行っていきたいと考えています。
「エコまつり“環(わ)ッハッハinよしじま”」に参加しました。
広島畳協同組合は10月10日(日)に広島市中区吉島の広島市環境局 中工場において開催された「第7回エコまつり環っはっはinよしじま」に参加しました。
当日は天候に恵まれ、たくさんの来場者で賑わいました。当組合のブースにもたくさんの人が訪れ、ミニ畳の製作体験や、初めて行った畳コースターの製作体験を楽しまれました。
また、畳縁の切れ端を持ち帰れるコーナーは、手芸用に使うという方に好評でした。
これらの材料は、「ゴミを減らす」というイベントの趣旨に賛同し、普段の仕事で出た畳表や縁の切れ端を利用しています。